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知れば知るほど怖い 銀歯、水銀やアレルギーのリスク 銀座・新富町の歯科医院が解説する「再治療ループ」の実態

皆様、こんにちは。中央区新富町の審美歯科医院「NK dental TOKYO」院長の堀です。
日々の診療で、患者様から「以前治療した銀歯の下が、また虫歯になってしまった」「銀歯が目立つので白くしたい」というご相談を非常に多くいただきます。
皆様のお口の中にも、「銀歯」は入っていませんでしょうか?
日本では長らく保険診療のスタンダードとして使われてきた銀歯ですが、実は見た目の問題だけでなく、皆様の健康や歯の寿命に深刻な影響を与える可能性が指摘されています。
今回は、「なぜ銀歯は再治療になりやすいのか」、そして「お口の中の金属が、将来の健康にどのような影響を及ぼす可能性があるのか」について、保険診療の限界と当院が実践する精密治療の観点から、詳しくお話ししたいと思います。
1. その銀歯、大丈夫? 「水銀」を含むアマルガムのリスク

まず、皆様に知っておいていただきたいのが、「歯科用水銀アマルガム」という材料です。これは、水銀を約50%含み、それに銀、スズ、銅などを混ぜた合金で、かつては保険診療でむし歯の詰め物として多用されていました。
水銀の種類:「有機水銀」と「無機水銀」

ここで、「水銀」について少し詳しくご説明します。水銀と一口に言っても、その性質によって大きく二つに分けられます。
- 有機水銀 (メチル水銀など): 皆様が水銀と聞いて真っ先に思い浮かべる、非常に毒性の強い水銀かもしれません。かつて水俣病の原因となった「メチル水銀」がこれにあたります。主に食物連鎖を通じて魚介類などに蓄積され、それを摂取することで人体に深刻な影響(中枢神経障害など)を及ぼします。
- 無機水銀 (金属水銀): 一方、歯科用アマルガムに使用されているのは、この「無機水銀」(金属水銀)です。有機水銀とは化学的な形態が異なり、体内での挙動や毒性も異なります。
「無機水銀だから安全」というわけでは、もちろんありません。 お口の中のアマルガム(無機水銀)は、食事や歯磨き、噛みしめなどの摩擦によって、ごく微量ながら蒸気化(水銀蒸気)して体内に取り込まれる可能性が指摘されています。
現在、日本ではアマルガムの使用は激減していますが、もし過去の治療で入れた詰め物が黒ずんでいたり、金属の味がしたりする場合は、アマルガムである可能性も否定できません。
2. お口の中の金属が引き起こす、全身への健康リスク

問題は、水銀を含むアマルガムだけではありません。 現在保険診療で使われているパラジウム合金などの「銀歯」も含め、金属が長期的にお口の中にあること自体が、全身の健康に影響を及ぼす可能性が懸念されています。
お口の中は、唾液や酸、温度変化に常にさらされる、非常に過酷な環境です。 このような環境下では、金属は微量にイオン化して溶け出し、体内に吸収されていきます。
この溶け出した金属イオンが、長期間にわたって体に蓄積することで、以下のような様々な全身症状を引き起こす原因の一つになると考えられています。
歯科金属アレルギーと「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」
溶け出した金属イオンが体内のタンパク質と結合すると、それが「アレルゲン(アレルギーの原因物質)」となり、体を攻撃するようになります。これが歯科金属アレルギーです。
症状は、お口の中(口内炎、歯肉炎、舌の痛み)だけでなく、全身に現れるのが特徴です。
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう): 特に近年、歯科金属アレルギーとの関連が強く疑われているのが、この難治性の皮膚疾患です。手のひらや足の裏に、膿(うみ)を持った小さな水疱(膿疱)が繰り返しできます。原因不明とされてきたこの症状が、お口の中の銀歯を除去することで劇的に改善するケースが報告されています。
- その他の皮膚症状: アトピー性皮膚炎の悪化、全身の湿疹、かゆみなど。
重金属の蓄積と内臓・認知機能へのリスク

お口の中から継続的に取り込まれた金属イオン(特に水銀やパラジウムなどの重金属)は、体外に排出されにくい性質を持つものがあります。
- 腎臓への負担: これらの重金属を解毒・排泄する役割を担う主要な臓器が「腎臓」です。体内に重金属が蓄積することは、この腎臓に継続的な負担をかけることになり、長期的な健康リスクを高める可能性が懸念されます。
- 認知機能への懸念(認知症): これはまだ研究段階であり、断定的なことは言えませんが、水銀などの一部の重金属が神経毒性を持つことは知られています。体内に蓄積したこれらの重金属が、脳の神経細胞に影響を与えることで、将来的な認知機能の低下(認知症など)のリスクを高めるのではないか、という懸念も一部の研究で示されています。
もちろん、「銀歯があるから認知症になる」といった単純な話ではありません。しかし、原因不明の体調不良や将来の健康リスクを考えた場合、お口の中に長期間「金属」を入れておくことが、本当に最善の選択肢なのかを考える必要がありそうです。
3. リスクは全身だけではない!「銀歯」がむし歯を再発させる理由

全身的な健康リスクに加え、お口の中で最も深刻かつ高頻度で起こる問題が、「むし歯の再発(二次カリエス)」です。 水銀を使っていない銀歯であっても、金属であること自体が、この再発リスクを高める大きな要因となっています。
理由1:金属は「汚れ(プラーク)」が付着しやすい
これは非常に重要なポイントです。天然の歯の表面(エナメル質)や、当院が推奨するセラミックの表面は非常に滑らかで、汚れ(プラーク)が付着しにくい性質があります。
一方で、保険診療で使われる金属やプラスチック(レジン)は、表面に微細な傷がつきやすく、プラークが非常に付着しやすいのです。プラークは細菌の塊ですから、銀歯の周囲は常にむし歯や歯周病のリスクが高い状態にあると言えます。
理由2:「隙間」から細菌が侵入する
銀歯(金属)は、歯と化学的に接着するわけではありません。セメント(接着剤)を使って歯に「合着」させているだけです。
このセメントは、お口の中という過酷な環境(温度変化や酸)の中で時間とともに劣化し、溶け出していきます。すると、歯と銀歯の間にわずかな「隙間」が生まれます。
その隙間から細菌が侵入し、銀歯の下、つまり内部でむし歯が再発してしまうのです。これが「二次カリエス」です。銀歯の下は見えないため、患者様ご自身が痛みを感じる頃には、むし歯が神経の近くまで進行しているケースも少なくありません。
4. なぜ治療は繰り返されるのか? – 保険診療の「限界」という現実

「歯医者でしっかり治療したはずなのに、なぜまた虫歯になるの?」 この「治療の繰り返し(再治療ループ)」こそが、皆様の歯の寿命を縮める最大の原因です。そして、このループを生み出す背景には、日本の「保険診療」が抱える構造的な限界があります。
限界①:限られた「時間」と「精度」
日本の保険診療は、「病気になった部分の機能を、最低限の材料と方法で回復させる」ことを目的としています。そのため、国が定めたルールの中で、非常に限られた時間とコストで治療を行わなければなりません。
例えば、むし歯治療において最も重要なことは「むし歯に感染した部分を完全に取り除く」ことです。しかし、肉眼(あるいは低倍率のルーペ)だけで、限られた時間の中で、複雑な形状をしたむし歯を100%完璧に取り除くことは、非常に困難を極めます。
もし、ごくわずかでもむし歯の「取り残し」があれば、その上で銀歯を被せても、内部で細菌は生き続け、再びむし歯が進行してしまいます。
限界②:限られた「材料」
保険診療で使用できる材料は、国によって厳しく定められており、その多くは「安価」であることが優先されます。先述のアマルガムやパラジウム合金がその代表例です。
これらの材料は、汚れが付着しやすく、劣化しやすく、金属アレルギーのリスクも抱えています。長期的な視点で見ると「むし歯の再発」や「全身への影響」という形で、将来的に歯や健康を損なうリスクを高めてしまいます。
家づくりに例えるなら…
家を建てる時、「とにかく安く、早く建ててください」とお願いしたら、どのような家が建つでしょうか。
おそらく、安価な材料を使い、最低限の工程で手軽に組み上げられるでしょう。しかし、その家は数年後に雨漏りが始ったり、内部の柱がシロアリに食われていたりする可能性が高いかもしれません。
その度に修理(再治療)を繰り返せば、費用も手間もかさみ、最終的には「建て替え(抜歯)」が必要になってしまうかもしれません。家であれば、建て直せばいいかもしれません。しかしながら歯は一度失ってしまうとご自身の自然な歯を取り戻すことはできないのです。(インプラントという選択肢はありますが、これはご自身の自然な歯ではありません。)
歯科治療も、これと全く同じです。 安価な材料(銀歯)を使い、限られた時間(保険診療)で治療をすることは、一見手軽に思えます。しかし、それは「内部に問題が発生する可能性(むし歯の取り残しや再発)という大きなリスクを抱え込むことでもあるのです。
5. 「再治療ループ」を断ち切る。NK dental TOKYOの精密自費治療
では、どうすればこの「負のループ」を断ち切ることができるのでしょうか。 当院「NK dental TOKYO」は、皆様の大切な歯を「生涯守る」という強い信念のもと、保険診療の制約にとらわれない「自由診療専門」のクリニックとして、世界基準の精密治療を提供しています。

1. 「メタルフリー」は当たり前。「体に優しい」治療を
当院では、水銀アマルガムはもちろん、パラジウム合金などの金属も一切使用しません。 現在お口の中にあるアマルガムや銀歯の除去についても、金属片や水銀蒸気を吸い込まないよう安全に配慮しながら、体に優しいセラミックへの交換を行っています。
2. マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)による精密治療

当院では、院長である私が全てのむし歯治療においてマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用します。肉眼の約20倍まで視野を拡大することで、むし歯に感染した部分と健康な歯の境目をミクロン単位で正確に見極めます。
これにより、むし歯の「取り残し」を徹底的に防ぐと同時に、健康な歯を不必要に削りすぎることもありません。
3. ラバーダム防湿による「清潔な環境」

治療中に、唾液や呼気中の細菌が治療箇所に付着すれば、それが再発の原因となります。当院では、治療する歯以外をゴムのシートで覆う**「ラバーダム防湿」を必ず行います**。
清潔な環境を確保することで、詰め物や被せ物の接着精度も飛躍的に向上し、むし歯の再発リスクを劇的に低減させることができます。
4. 汚れが付着しにくい高品質な「セラミック」

当院が推奨する「セラミック」は、生体親和性が高く、アレルギーの心配がありません。そして何より、表面が天然の歯以上に滑らかで、プラーク(汚れ)が付着しにくいという最大のメリットがあります。
さらに、セラミックは歯と化学的に強固に接着するため、銀歯のようにセメントが溶け出して隙間ができる心配もありません。これにより、二次カリエスのリスクとアレルギーのリスクの両方を最小限に抑えることが可能です。
当院の「1dayデジタルセラミック治療」では、この高品質なセラミック治療が、最短90分という1回の来院で完了します。
6. まとめ:未来の歯と健康を守るための「選択」

お口の中に入っている「銀歯」。 それは、単なる見た目の問題ではなく、水銀(無機水銀)を含むリスク、金属イオンの溶出による全身的な影響(アレルギー、掌蹠膿疱症、腎臓や認知機能へのリスク)、そして金属であるがゆえの「むし歯の再発リスク」という、多くの問題を抱えています。
「治療したのに、また虫歯になる」という負のループは、保険診療の「時間」と「材料」の限界が引き起こしている側面が否定できません。
NK dental TOKYOは、「美と健康、あなたのパーソナルデンティスト」として、皆様が将来にわたってご自身の歯で美味しく食事をし、心から笑えるよう、妥協のない精密治療を提供することをお約束します。
「銀歯を白くしたい」という審美的なご希望はもちろん、「原因不明の体調不良がある」「将来の健康を守りたい」「もう治療を繰り返したくない」という理由で、一度お口の中の金属を見直してみませんか?
当院では、院長である私が直接お悩みをお伺いする無料カウンセリングも実施しております。どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

NK dental TOKYO では 審美歯科・繰り返さない自費むし歯治療・パウダークリーニング・医療ホワイトニングでみなさまのお口の健康を維持するお手伝いをしています。お口の中の状態は人によってそれぞれですが、みなさまに合った最良のご提案をさせていただきます。
一度お口の中をしっかり診査して、将来の健康に目を向けてみませんか?
院長である私がみなさまのお口の健康を守り、しっかりとサポートさせていただきます。
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